青人窯の食器
美味しい食材を選ぶように、美味しさが際立つ食器を選ぶ。 そう気が付いたのは青人窯の食器をつかってみてからでした。 器だけをみると本当にシンプルなつくりなのに そこに食べるものをのせると食べ物+器の世界ではなくて 食べ物+器、合体オーラのような光景になります。 手仕事でつくられた野菜と手仕事でつくられた器だからなのかも しれません。 特別な手の込んだ料理なんてものはしなくても その器にただ野菜をさっと湯がいて、そのとなりにオリーブオイルと塩をちょこっとのせて。 料理ってその料理をのせる食器選びも含めて料理なのだと思います。 食事をする時間は、ただ食欲をみたすということより 自分の体・心をつくる時間と考えて ゆっくりと味わい、語らい、そして時にはお酒もいれて楽しむ。 そんなことが日々のたわいもない 贅沢のように思ったりします。 日々のあわただしさの中、食卓にむかう、そのときだけは 少しの贅沢時間。 すごく背伸びをしなくても、日々で見つけられる充実した時間のひとつだと思います。 とにかくそんな食卓の時間におすすめの食器なのです。
- 青人窯 - 新潟県新潟市沼垂にある陶芸工房。天然の植物灰を主原料にした釉薬 を使い、その素材感を生かすシンプルな形の器づくりをしている。
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